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【投打噛み合いコールド発進】秋季近畿大会1回戦・彦根東戦

令和7年秋季近畿大会 1回戦・成績

2025/10/19(日)
秋季近畿大会1回戦@さとやくスタジアム
天理
100 210 3-7
000 000 0-0
彦根東
※7回コールド
(天)長尾、橋本ー國廣
(彦)垣谷、春田、不破ー伊藤

試合内容

1回表;二死満塁から6番金本が押し出し四球で天理先制。1-0
4回表;無死3塁で7番永井右前タイムリー、さらに一死2,3塁で1番福本右犠飛で追加点。3-0
5回表;一死1,3塁で6番金本左前タイムリー。4-0
7回表;一死1,3塁から暴投で追加点。さらに二死2,3塁で9番長尾左前2点タイムリー。7-0
7回裏;一死後二人目の橋本がリリーフ。後続二者を討ち取って試合終了、7回コールド。7-0

初回に先制、中盤中押し、終盤ダメ押しの10安打7得点。長尾・橋本の継投で3安打零封。天理の投打が噛み合い7回コールドで2年連続秋の近畿大会の初戦を突破した。
初回二死満塁から押し出しで先制すると4回に7番永井のタイムリー、5回に6番金本のタイムリー等で中盤に突き放し4-0。7回には好投のエース長尾にダメ押しの2点タイムリーが飛び出し7点差。長打は0本も今秋初の二桁安打となる10安打に、9つの四死球を3犠打飛等で効果的に活かし得点を重ねた。投げては先発のエース長尾が6回1/3を無死点、散発3安打を許したのみの完璧に近い投球で付け入る隙を与えなかった。長打は無くとも攻守に堅実な野球を近畿大会でも展開し、滋賀2位彦根東を相手に今大会完封一番乗りの快勝で大きな一勝を挙げた。
彦根東は初回のピンチを最小失点に抑え前半は僅差で付いていったが中盤以降突き放された。9つの四死球を悉く得点に繋げられ、要所で守りにミスも出てしまい、7回コールドの悔しい結果に。近江・滋賀学園に続き勝利とはならなかったが、近畿を代表する公立の雄、赤鬼旋風を夏こそ聖地で起こすべく、ハイレベルな滋賀県において春以降の戦いに期待がかかる。

次戦準々決勝は大阪1位・大阪桐蔭との対戦が決定。過去幾度となく近畿の舞台で激戦を繰り広げてきた両校が、またしても選抜当確のかかるベスト8で大一番を迎えることとなった。1回戦では和歌山2位・市和歌山の好投手丹羽を攻略し7-1、4番谷渕はサイクル安打達成の離れ技。左右の両輪川本・吉岡の継投でこちらも快勝を収めた。圧巻の戦力と戦いぶりで今大会の優勝候補筆頭であるが、2位出場の天理としては選抜出場のためには2勝=準決勝進出は何としても果たしたく、言わずもがな負けられない一戦となる。ワンチャンスをものにし、投守で粘り抜き僅差に持ち込むことが、次戦こそキーになるだろう。イメージは3-2で逃げ切った今夏の智辯学園戦か。チームの掲げる”究極の守り勝つ野球”が試される究極的場面を来週10/26に迎える。
慣れ親しんだ橿原の地で、次の試合も勝て天理!投打に噛み合った最高の形での勝利で勢いに乗り、大一番の準々決勝に臨みたい。

ABOUT ME
kosuke@天理野球部応援
新潟出身東京在住。2004年〜天理高校ファン。高校野球は地元新潟県勢と天理高校を応援してます。生きてるうちに天理高校と新潟県勢の全国制覇が見たい!