本日5/14に行われた春季大会決勝の奈良大付戦の投打の成績をまとめました。
点の取り合いで始まったこの決勝戦ですが、投手が変わった中盤以降は得点なく膠着。9回を除く毎回の先発全員13安打で6点を奪った奈良大付が強力打線の天理に打ち勝ちました。
奈良大付属高校、優勝おめでとうございます！そして両校の皆さん、お疲れ様でした！
春季奈良大会決勝・成績
5/14(土)
春季大会決勝＠佐藤薬品スタジアム
奈良大付
221 010 000－6
020 100 000－3
天理
（奈）幡、森下－荒川
（天）村上、中川、嶋川－山村
本；幡、坂東（奈）、松本（天）
二；森（奈）、大谷2（天）
試合内容のまとめと総括
先攻奈良大付、後攻天理で試合は開始。天理先発の2年生村上を奈良大付は初回から積極的に攻める。ヒットと四球のランナーをバントで進めた後、4番北森の犠飛と5番森のタイムリー2塁打で初回いきなり2点を先制。さらにそれだけでは終わらず、続く２回には9番のピッチャー幡がライト場外へツーランホームラン。4−0と天理をリードする。
天理も２回にすぐさま1年生松本のタイムリーで1点。ヒットが繋がってチャンスを作ったが、続く8番村上はセカンドゴロゲッツー（送球間に1点）。二死となってから９番大谷の2塁打でチャンスを作るも得点には至らず。2点を返すもののどこか波に乗り切れない。
その後は点の取り合いが続き、奈良大付属が3回表にタイムリーで1点追加すれば、4回裏にはまたしても1年生松本が今度はソロホームランで1点返す。流れを引き寄せたい天理は４回から2年生左腕中川にスイッチするも、５回には奈良大付の主将6番坂東にレフト場外へソロホームランを打たれさらに1点の追加を許す。序盤５回を6−3で折り返した。ヒットの本数は奈良大付9本、天理8本と遜色なく、リードする奈良大付に天理も必死に食い下がっている5回までの展開だったが、6回以降は状況が一変。エース幡をリリーフした2年生森下が天理打線を完璧に抑え流れを完全に断ち切る。一方の天理投手陣も2年生の中川が坂東に打たれたソロホームラン以外はヒットを許すも得点を許さず５回1失点。最終回には2年生右腕嶋川が登板しここも3人で抑えた。
ピッチャー二人目以降は試合を作り奈良大付の強力打線を抑えることができたが、天理頼みの強力打線は森下の前に６回以降はわずか1安打。結局４回以降は得点を奪うことはできず、6−3で試合終了。奈良大付が9年ぶり２回目の春季奈良大会を制し近畿大会出場を決めた。天理は打ち合いを制することはできず春季大会は2年連続準優勝。11年ぶりの春季近畿大会出場とはならなかった。
初回から奈良大付に得点を許しリードされる展開、得意の打ち合いの流れでありながら相手に主導権を握られる苦しい展開でした。２回には打って繋いでタイムリーで1点返し、その後もチャンス続くかに見えましたがダブルプレーに打ち取られ後続続かず。４回もソロホームランで追い上げ、その後に長短打でチャンスを作り勢い付くかというところで相手の継投にかわされました。中盤以降は相手森下投手にほぼ完璧に抑えられてしまい、チャンスらしいチャンスは結局２〜４回くらい。序盤の点の取り合いの流れでここでもう一押しあればというところでしたが凌いだ奈良大付が1枚上手。そして何より初回から積極的で、ホームランあり単打ありと先発全員安打13安打で圧倒した奈良大付の打線は見事。得点しなかったイニングでもヒットが出続け天理に攻撃の流れを渡さず。天理がしたかった攻撃を展開されているようでした。
秋は県3位から掴んだ選抜。今度こそ奈良の頂点へと臨んだ大会でしたが惜しくも準優勝。まだ見ぬ奈良の頂点は夏にお預けとなりました。ですが夏こそはこの悔しさをバネにライバルたちを倒し、堂々奈良のチャンピオンとして甲子園に戻ってきてくれることを願ってます。
奈良大付は何度も申し上げるように見事な打線で、今日は投打に噛み合い快勝、強かった。改めまして優勝おめでとうございます！奈良県代表として挑む近畿大会。昨今特にレベルが高く、今回も強豪揃いの近畿で勝ち進むようなことになればまたさらに自信をつけ怖い存在になるなあ。。。とにかく天理の分も、一つでも多く勝ってほしいなと思います！
本当に両校、お疲れ様でした。
それではまた！
ガッツ天理🟣⚾️！！
