第107回全国高校野球選手権奈良大会 2回戦・成績
2025/7/20(日)
選手権奈良大会2回戦@さとやくスタジアム
連合A(高円芸術・国際・二階堂・山辺)
000 00 ー0
123 31Xー10
天理
※5回コールド
(連)上田、大熊ー待鳥
(天)長尾、新井、酒井ー石黒、石井
本;冨田②(天)
三;下坊、永末(天)
二;伊藤2、石黒、金本(天)沖(連)

試合内容
1回裏;無死2.3塁から3番赤埴の左犠飛で天理先制。1-0
2回裏;二死3塁で1番冨田に中越え2点本塁打。3-0
3回裏;一死満塁で7番石黒押し出し四球、8番金本左翼線2点タイムリー二塁打で3点追加。6-0
4回裏;一死3塁で4番下坊右翼線タイムリー三塁打、続く5番永末も左中間タイムリー三塁打、さらに暴投でこの回3点追加。9-0
5回裏;二死2.3塁から5番永末右前タイムリーで1点、コールド成立。10x-0
秋春の奈良大会覇者、選抜出場校として臨んだ天理の夏初戦。高円芸術・国際・二階堂・山辺による連合Aを5回コールドで下し3回戦に進出した。
1回裏に迎えた無死2.3塁で3番赤埴の犠牲フライで打者3人で先制。その後は相手先発の緩い変化球に振らされ打ち上げる場面もあったものの打順二巡目以降で適応。2回に1番冨田の鋭い中越えツーランで初戦の固さがなくなると、3回に8番金本のタイムリー二塁打、4回には4番下坊・5番永末の連続タイムリー三塁打などで着実に得点。終わってみれば長打7本を含む12安打10得点で試合を決めた。
投げては選抜以降頭角を表した2年生右腕長尾が夏の初戦に先発。3回を完璧に抑えると、4回は2年生左腕新井、5回は3年生右腕酒井と3人の継投で5回1安打無失点と抑え込んだ。
連合Aも先発上田が二巡目から対応され、二人目大熊に繋ぐも勢いを止められず。しかし初回は先制こそ許したもののこの後天理打線を翻弄していくかと思わせる内容だった。
3回戦は7/22(火)磯城野との対戦が決定。西大和学園との初戦は6回以降5得点で勝ち越し・突き放しと終盤の粘り強さを発揮した。組み合わせの関係上3回戦以降は全て中1日で試合日を迎える。藤原監督の全員で勝ちに行くという言葉の通り総力戦の様相か。夏の頂点へ、春夏連続そして30度目夏の聖地へ、一戦必勝の戦いが続く。