【一発攻勢、気迫のリベンジ】春季奈良大会準々決勝・智辯学園戦
春季近畿大会奈良県予選 準々決勝・成績
2026/5/4(月)
春季奈良大会準々決勝@さとやくスタジアム
天理
013 401 0-9
100 100 0-2
智辯学園
※7回コールド
(天)橋本ー小澤
(智)吉田、村上、高橋、水口、河村ー角谷
本;関村①・②、小澤①(天)
二;金本(天)角谷(智)



試合内容
1回裏;二死満塁から投ゴロ失で智辯学園先制。0-1
2回表;この回先頭の4番関村が右越えソロ本塁打、天理同点。1-1
3回表;この回先頭の9番小澤が左越えソロ本塁打で天理勝ち越し。さらに二死1塁で4番関村が2打席連続となる右越え2点本塁打でこの回3点。4-1
4回表;四球、内野安打、犠打失で無視満塁として、3番金本4番関村連続押し出し。5番筧左犠飛、7番永井押し出し四球でこの回一挙4点。8-1
4回裏;二死2塁で1番角谷右前タイムリー。8-2
6回表;無死1,2塁から犠打悪送球で1点追加。9-2
7回裏;無視満塁とされるも後続を三者連続フライアウトに打ち取り試合終了。橋本完投、7回コールド。9-2
先生を許すも一発攻勢で逆転、以降もしぶとく加点し9得点。投げては先発橋本が2失点完投で締め7回コールドで準決勝進出。選抜準優勝智辯学園との大一番を制し6年連続夏のシード権を獲得した。
天理は1点ビハインドの2回表に4番関村のソロですぐさま同点。続く3回表には先頭の9番小澤のソロで勝ち越し、その後も二死1塁で4番関村が2打席連発となるツーラン、ホームラン攻勢で一気に3点リードを奪った。4回以降もタイムリーこそなかったものの四死球や相手失策等で着実に得点をもぎ取り終始試合を優位に進め、終わってみれば9安打9得点3本塁打と圧倒した。
先発の左腕橋本は初回こそ自らの失策で先制を許すもその後立ち直り、走者にも四死球にも動じず内角を果敢に攻める強心臓の投球で智辯の打者を詰まらせ打ち取った。最終7回も無死満塁を迎えながら後続を3人連続フライアウトに打ち取り、5四死球ながら6安打2失点で強力打線を抑え切った。
選抜で大車輪の活躍を見せた絶対的エース杉本をメンバー外としながら、投打に圧倒の戦いぶりで勝ち進んできた智辯学園。この試合は5投手を投入したが3本塁打に四死球・失策と流れを止められず。打線もタイムリー1本と橋本の前に繋がりを欠いた。ただ詰まらされながらも各打者の振りはやはり鋭く、3安打1打点と一人気を吐いた1番角谷主将の打撃は出色。初回先制の後が続かなかったが、落ち着かない橋本に対しもう一本出ていれば結果は真逆になった可能性もある。強力打線にエース杉本も加わるであろう最後の夏、ノーシードに回り他校を脅かす存在に。確かな力と実績、夏への仕上がりがまだまだ怖いチームだ。
昨春ノーヒットノーランを記録し、昨夏何度も修羅場を越えてきた橋本の粘投。そして一発の出た関村・小澤、3安打の筧を始めとした2年生打者の躍動。関村の二発は一本目は上手く掬い上げ、二本目は打球音で分かる完璧な当たり。4番覚醒の二発でチームを嫌な流れを払拭、チームを乗せた。そして智辯に2度は負けまいとする気迫溢れる試合運び。金本主将も「智辯に連続して負けられない」とのコメント通り、春には珍しくワンプレーワンプレーに感情溢れ、気迫圧倒・有言実行のリベンジで大一番をものにした。
次戦準決勝は奈良北との対戦。現チーム最初の公式戦となった昨秋初戦で対戦しておりその時は天理が8-2と奈良北を退けた。タイプの違う3投手を揃えリベンジを期する奈良北に、準々決勝の勢いそのままに向かいたい。
目の前の一戦一戦を着実に勝ち切り、夏への自信と経験を得る春となるか。春の頂点までのあと2つ、引き続き一戦必勝で臨む。
