令和6年秋季近畿大会奈良県予選 決勝・成績
2024/10/6(日)
秋季奈良大会決勝@さとやくスタジアム
奈良
100 000 000-1
081 001 01X-11
天理
(奈)神山、宮崎、米田ー西口
(天)下坊、橋本、松村、酒井ー石井、石黒
本;冨田②(天)
三;永末(天)
二;髙瀬、伊藤、赤埴(天)谷、松本(奈)
試合内容
1回表;一死3塁で3番松本左翼線タイムリー2塁打で奈良高校先制。0-1
2回裏;二死2,3塁で8番髙瀬左翼線2点タイムリー2塁打で逆転。さらに1番赤埴左前タイムリー、3番永末3点タイムリー3塁打、4番冨田右中間2点本塁打でこの回打者一巡8得点。8-1
3回裏;無死2,3塁で1番赤埴犠牲フライで1点追加。9-1
6回裏;一死3塁で4番冨田犠牲フライで1点追加。10-1
8回裏;一死3塁で3番永末犠牲フライで1点追加。11-1
9回表;8回からリリーフの酒井が三者三振に抑え試合終了。11-1
2回の一挙8得点で流れを決し中盤終盤も着実に加点。4投手の継投で奈良高校打線を抑え天理が勝利、秋2年ぶり26回目の優勝を決めた。
初回に1点先制を許すも2回二死から8番髙瀬の逆転タイムリーを皮切りに打者一巡、赤埴・永末のタイムリーと締めは4番冨田のツーランで一挙8点を挙げる。逆転からの大量得点で一気に試合の流れを引き戻した後は3回、6回、8回にそれぞれ犠牲フライで1点づつを加えリードを広げた。二試合連続先発のエース下坊は2回以降立ち直り5回1失点。以降は橋本・松村・酒井が無失点リレー、4人目の酒井は6者から5奪三振を奪い試合を締めた。
打線は初回から捉えた当たりを連発し、先制を許したが焦りはなかったと主将永末のコメント。前日の準決勝で智辯学園を破って近畿大会出場を決めた勢いそのままに押し切った。
奈良高校は初回に2本の長打で先制し先発下坊の立ち上がりを攻めたが2回に捕まり、ビックイニングを許して以降は相手の流れとなった。今夏天理と同じく8強進出し奈良大附に接戦を演じた前チームメンバーを残し、こちらも初戦から三試合連続コールドと力強く勝ち上がり34年ぶりに秋の近畿大会出場を決めた。決勝は点差こそ離れたがヒット数は大差なく、その高い実力で前回選抜出場を決めた時以来の近畿大会での躍進に期待がかかる。
秋季近畿大会は10/15に組み合わせ抽選を控え、大会は10/19から開幕。他府県の出場校もほぼ決まっており、選抜出場のかかる大一番に向け準備を進める。
今春に続く近畿大会出場も、夏悔しい敗戦を喫した思いも力に新チーム最初の大会を優勝、奈良県王者そして紫のプライドを胸に強豪ひしめく近畿大会でも大暴れしてほしい。
2年ぶりの秋優勝おめでとう!ここからも一戦必勝で選抜を掴め!