現役世代

【宿命のライバル対決】秋季奈良大会準決勝・智辯学園戦

秋季近畿地区高校野球大会奈良県予選 準決勝・成績


2022/10/8(土)
秋季奈良大会準決勝@佐藤薬品スタジアム
智辯学園
000 000 001-1
101 100 10X-4
天理
(智)中山-高良
(天)中川-赤埴
本;中川①(天)池下①(智)
三;木下(天)
二;松本(天)

試合内容

1回裏;二死1、2塁から5番大谷のライト前タイムリーで天理が1点先制。1-0
3回裏;二死2、3塁から6番米澤のレフト前タイムリーで1点追加。続く二死1、3塁は相手好守に阻まれ追加点ならず。2-0
4回裏;この回先頭の8番中川がバックスクリーン左に運ぶソロホームラン。3-0
7回裏;二死2塁から4番松本のライト前タイムリーで終盤貴重な1点を追加。4-0
9回表;一死から5番池下のライトへのソロホームランで1点。その後二死1、2塁となるも9番代打近江を右飛に打ち取り試合終了。4-1

約1年半振りに公式戦での直接対決となった天理と智辯学園。エース中川の投打に渡る活躍で一度もリードを許さず天理が勝利。対智辯学園は2020年秋季大会決勝以来となる勝利で決勝進出、そして近畿大会出場を決めた。
1回裏に5番大谷のタイムリーで幸先良く先制、4回にはエース中川にホームランが出るなど中盤から終盤までチャンスを確実にものにして得点を重ねた。終わってみれば先発全員安打の計10安打で流れを渡さなかった。投げては中川が6安打1失点で公式戦初完投、ベストピッチで大一番の勝利を呼び込んだ。
智辯学園はエース中山がボール先行気味で甘い球を捉えられたが1イニング複数得点は許さず、守備ではピンチに攻守で後続を断つなど失点は最小限に抑えた。中川投手の前に7回までわずか1安打だった打線も9回にホームランで1点、その後一発出れば同点の場面まで作り出したが反撃及ばなかった。

がっぷり四つのライバル対決。両チームノーエラーで1点が重いレベルの高い試合、そんな中でやはりエース中川投手の活躍が特に光りました。8回まで3安打無失点、9回にソロホームランを打たれ完封こそならずも、前チームから多くのメンバーが残る強力智辯学園打線をほぼ完璧に抑える投球。打っても3回にソロホームラン。左打席からバックスクリーン横まで運ぶ豪快な一撃でもたらしたこの1点は、試合の流れ的には1点以上に大きく見えました。
スコア以上に力の差を感じさせる、天理強いなという勝ち上がりでした。負ければ選抜絶望となる大一番、先代112代の丸シーズン対戦のなかったライバル相手に一度もリードを許さず試合を制した、大きな大きな一勝です。

決勝戦は翌日10/9に高田商業と、この試合の模様・成績は別途アップします。
4年連続の近畿大会出場決定、いよいよ選抜も見えるところまで来ました。
選抜も4年連続を目指して、がんばれ113代!!

ABOUT ME
kosuke@天理野球部応援
新潟出身東京在住。2004年〜天理高校ファン。高校野球は地元新潟県勢と天理高校を応援してます。生きてるうちに天理高校と新潟県勢の全国制覇が見たい!