【猛打爆発、3年連続春の頂点へ】春季奈良大会決勝・畝傍戦
春季近畿大会奈良県予選 決勝・成績
2026/5/9(土)
春季奈良大会決勝@さとやくスタジアム
畝傍
002 000 000-2
022 030 86X-21
天理
(畝)高岸、西川泰、川西ー富山
(天)長尾、橋本ー國廣
本;山中③、髙瀬②、金本①・③(天)
二;大塚、関村2、永井、金本、筧、髙瀬(天)

試合内容
2回裏;無死1,3塁から相手失策で先制、一死3塁で9番山中スクイズ。2-0
3回表;一死2,3塁で三振振り逃げの間に1点、さらに3番日比中犠飛で畝傍同点。2-2
3回裏;一死2塁で4番関村右越えタイムリー2塁打、二死3塁で6番大塚右前タイムリーで天理勝ち越し。4-2
5回裏;一死2塁で3番金本右中間タイムリー2塁打、4番関村中越えタイムリー2塁打、5番筧右中間タイムリー2塁打。7-2
7回裏;一死1,3塁で6番大塚中犠飛、二死1,3塁で8番國廣左前タイムリー。二死1,2塁で9番山中右越え3点本塁打。さらに二死1塁で2番代打髙瀬左越え2点本塁打、続く3番金本左越え本塁打。打者一巡でこの回一挙8点。15-2
8回裏;無死1,3塁で7番代打賀藤左前タイムリー。二死1,2塁で1番永井右前タイムリー、2番髙瀬左翼線タイムリー2塁打。さらに二死2,3塁で3番金本二打席連続弾の左越え3点本塁打。この回もビッグイニング6点。21-2
9回表;この回リリーフの橋本が三者凡退に抑え試合終了。21-2。
天理が序盤に手堅く先制、同点直後の中盤に再度勝ち越し、終盤はビッグイニングの連続で突き放し22安打で大量21点。長尾・橋本のリレーで畝傍打線を2失点に抑え、3年連続26回目の春季奈良大会優勝、近畿大会出場を決めた。
2回裏に相手失策とスクイズで天理が先制、いつもの手堅い攻めを見せた。直後の3回表に同点に追いつかれるも、すぐさま3回裏に3番金本・4番関村・5番筧のクリーンナップ3連続タイムリーツーベースで3点を奪い突き放す。球威ある畝傍の好投手高岸に長打を浴びせ前半5回で7点を奪った。止まらない打線は6回から投手交代した畝傍に対し終盤さらに打線爆発。7回裏は犠飛とタイムリーの後に9番山中スリーラン、2番髙瀬ツーラン、3番金本ソロの1イニング3本塁打で8得点。8回裏もタイムリー3本と3番金本の二打席連続弾となるスリーランで6得点。終盤だけで4本塁打が飛び出し最終的に22安打21得点と圧倒した。
投げては先発したエース長尾が8回とロングイニングを投げ6安打2失点。力強い畝傍打線に対しピンチを招きながらも持ち前の力ある直球で抑えこみ、タイムリー無し自責点1と要所を占めた。最終回は準々決勝好投の橋本が三者凡退で締め試合終了。3年連続となる春の頂点を手にした。
畝傍は序盤のピンチもエース高岸が持ち前の速球で天理の中軸を力勝負で抑える。2点先制を許した直後に敵失と犠飛ですぐさま同点とした。しかし反撃もここまで、高岸が中盤までに捕まり、6回以降をリリーフした投手陣も打ち込まれる形となった。前チームからの経験者を多く擁し、投打に役者が揃う畝傍。昨年春は智辯学園をコールドで破るなど、二強や奈良大附に力負けしない戦いを見せ、今大会も準決勝まで1試合平均7得点以上の力ある勝ち上がりで決勝へ駒を進めた。力あるチームであることは言うまでもなく、今夏は優勝候補の一角として、他校はおろか天理・智辯・奈良大附といった上位校も脅かす存在となる。
終わってみれば大量21得点だったが、ターニングポイントは同点された直後の勝ち越し前後。手堅く取った2点をすぐさま追いつかれる嫌な流れを4本の2塁打、クリーンナップの二連続タイムリーツーベースと長打攻勢で一気にひっくり返した。その後の4回表は長尾が三者凡退に抑え、取るべき・返すべきところで取り、抑えるべきところで抑えた3〜4回の攻防で流れを渡さず。打線の力で流れを引き戻す反発力は秋にはなかった部分と見えた。
大会終盤の猛打に目が行くが、今大会を支えたのは強力な投手陣と守備。”守り勝つ野球”を掲げる通り投手を中心とした守備を信条とする中でそれは大会を通して崩れず。この試合も自責点は1で全5試合でも自責点2、守備も5試合2失策と文字通り守備からリズムを作り、僅差も大差も制してきた。
一昨年・昨年に続き春の近畿の舞台を手にし、ここから他府県上位校との対戦を夏に向けた経験と資金石にしたい。昨秋の近畿大会は初戦突破も準々決勝で見せ場なく敗退、選抜を逃した悔しさとライバルの躍進をバネにしてきた。打線にも力強さが増し、近畿大会でも大暴れとなるか。力が試される近畿大会の戦いぶりにも期待。
3年連続の春季大会優勝おめでとう!!