秋季近畿地区高校野球大会 1回戦・成績
2022/10/29(土)
秋季近畿大会1回戦@紀三井寺公園野球場
社(兵庫3位)
001 001 713-13
000 001 222-7
天理(奈良1位)
(社)高橋、年綱、高橋-西垣
(天)中川、村上、麻田、木ノ下-赤埴
本;岡田①、木下②(天)
三;福田、山本(天)
二;河関、山本、水谷2(社)赤埴、米澤、岡田、大谷(天)
試合内容
3回表;一死3塁から3塁走者を走らせてヒッティング、ピッチャーゴロ野戦で社が1点先制。0-1
6回表;一死満塁からセカンド強襲内野安打で社1点追加。0-2
6回裏;この回先頭の2番岡田がライトへソロホームラン、天理が1点を返す。1-2
7回表;一死2塁から3番4番の連続タイムリーツーベースで2点。なおも一死満塁となってから7番8番の連続タイムリーに暴投で3点。さらに一死2、3塁から1番のライトへのタイムリーで2点。この回社が一挙7点を追加。1-9
7回裏;無死2塁で8番代打木下がライトポール直撃のツーランホームラン。3-9
8回表;二死3塁から暴投で社がまた1点追加。3-10
8回裏;一死満塁から7番赤埴のセンター前タイムリーで2点追加。5-10
9回表;二死満塁から3番山本やライトオーバーの走者一掃タイムリースリーベースで3点追加。5-13
9回裏;二死2塁から4番松本、5番大谷の連続タイムリーで2点を追加、しかし反撃もここまで。最後は代打上野が打ち取られ試合終了。7-13
4年連続の近畿大会、今年は奈良1位として臨んだ天理の初戦は兵庫3位の社との対戦。
ともに今夏甲子園出場校同士の一戦は序盤5回終了時点では0-1で折り返し、6回以降で両チーム毎回得点を上げる点の取り合いに。しかし社が終始流れ、リードを渡さず。相手のミスも見逃さず最後まで積極果敢な攻撃でリードを広げ、終盤追いすがる天理を振り切って近畿大会初戦を突破した。
序盤は0−1の接戦も天理側からすればずっと嫌な流れ。天理は結局9回まで毎回ランナーを出すものの6回のソロホームランまでは無得点。その間に社がランナー三塁からのエンドランで野戦を誘って先制点をもぎ取られる。またエラーこそ一つだったが暴投や牽制死、その他記録には残らないミスなどが序盤から出てなかなか流れに乗れないイニングが続いた。社打線に捕まった7回以降で打線も粘りを見せ毎回得点で追いすがったが反撃遅く。近畿大会初戦で敗退、来春選抜は絶望的な状態となった。
非常に悔しい試合でした。奈良大会決勝戦から2週間以上開いたこともあったのか、奈良大会の時と比較して攻守に精彩を欠いて見えてしまいました、少なくともその時の野球ではないと…
ただその流れに乗れない状況を見逃さず、積極的に仕掛けて天理投手陣を打ち崩した社の攻撃は見事でした。これが全国有数の強さを誇る近畿地区のレベルなのか、見ていて痛感させられました。
自分たちの野球ができず、自分たちの流れで野球をさせてもらえず、あと一歩届かなかった選抜。試合終了後涙する選手もいましたが、選手たちからしても本当に悔しい今回の敗戦だったのではないかと思います。しかし一方では課題が明確になったことでもあるのかもしれません。悪いうみは出し切ったということで、この敗戦をバネに最後の夏に向けて成長していってほしいなと願ってます。113代はこんなところで終わらない…
これで天理高校の今シーズンの公式戦は終了、悔しい結果でしたが本当に本当にお疲れ様でした。