現役世代

【接戦制した底力】選手権奈良大会3回戦・法隆寺国際戦

第105回全国高校野球選手権記念奈良大会 3回戦・成績

2023/7/18(火)
選手権奈良大会3回戦@佐藤薬品スタジアム
法隆寺国際
000 103 000-4
130 000 10X-5
天理
(法)先川、前川-前川、宮川
(天)中川-赤埴克
本;赤埴克③、大谷①(天)
二;坂本、大谷(天)木野2(法)

試合内容

1回裏;一死2、3塁から4番松本の犠牲フライで天理先制。1-0
2回裏;二死1、2塁から2番赤埴克の2試合連続弾となる3ランホームランで3点追加。4-0
4回表;一死2、3塁から4番木野の左前タイムリーで法隆寺国際が1点を返す。4-1
6回表;一死1、3塁から4番木野の左越タイムリーツーベースで2点、さらに二死2塁で6番川村右前タイムリー、法隆寺国際追いつく。4-4
7回裏;この回先頭の3番大谷が2試合連続弾となるソロホームラン、天理1点勝ち越し。5-4
9回表;エース中川が最終回を三者凡退に抑えて試合終了。5-4

天理は初回にバントも絡めて幸先よく先制すると、続く2回には2番赤埴克がレフトへ2試合連続となる3ランホームランを放ち序盤早くも4点リード。中盤法隆寺国際に同点を許すも、7回先頭の3番大谷がライトへ、こちらも2試合連続となるソロホームランで勝ち越し。初戦に続いて先発のエース中川は6回以外は連打を許さず完投。効果的な一発攻勢で試合を決めた天理が1点差で逃げ切った。
法隆寺国際は序盤にリードを許すも4回に4番木野のタイムリーで反撃。6回には盗塁も絡めてチャンスを作り、4番木野のエンタイトルツーベースなどで一挙3点を奪い同点。初戦・2回戦ともにコールド勝ちの強力打線で喰らいつき、投げては先発先川の緩急駆使した投球で粘ったが終盤の一発に沈んだ。

相手投手の丁寧な投球とシフトを含めた堅実な守備の前にフライの山を築かされ、繋ぐ打撃とはいかなかったこの試合。しかしノーエラーの守りで余計な得点を与えず最後は押し切っての勝利。乱打戦となった初戦で特にその打棒が光った2番赤埴克、3番大谷がこの試合も打撃好調。緩急つけた投球の前にもしっかり自分のポイントで放ったホームランは、この試合の流れを掴み決める一発に。昨秋から打ち合いや接戦を経験してきた113代がこの試合もその精神力、”底力”を発揮した。

2試合連続接戦を制してのベスト8進出で、7/23に迎える準々決勝は磯城野との対戦。
一戦一戦、試合ごとにしぶとく粘り強くなるのが夏の天理。次戦も一戦必勝で、どんな展開でも最後勝ち切って!

ABOUT ME
kosuke@天理野球部応援
新潟出身東京在住。2004年〜天理高校ファン。高校野球は地元新潟県勢と天理高校を応援してます。生きてるうちに天理高校と新潟県勢の全国制覇が見たい!