現役世代

【2年ぶり26回目優勝!】秋季奈良大会通算成績

令和6年度秋季近畿地区高校野球大会奈良県予選
勝ち上がり

2回戦   18-0奈良高専(5c)
3回戦  10-0法隆寺国際(5c)
準々決勝11-0大和広陵(6c)
準決勝 7-2智辯学園
決勝   11-1奈良

5試合合計 57得点/3失点
※1試合平均 11.4得点/0.6失点

大会通算 投手・打撃成績

今春の奈良大会を制し近畿大会へ出場するも、夏は準々決勝で惜しくも敗れた前チーム。ライバル智辯学園に敗れ甲子園を逃したその悔しさを胸に115代がこの秋躍進した。初戦の2回戦奈良高専戦を18-0の5回コールドで制すと、3回戦法隆寺国際を10-0(5回c)、準々決勝大和広陵11-0(6回c)と3試合連続で二桁得点完封コールドという驚異的な得点力で準決勝進出を決めた。迎えた準決勝は今夏敗れた智辯学園との対戦に。今年春・夏に続く3大会連続の対戦、勝てば近畿大会決定負ければ後がない大一番を7-2で制し夏のリベンジ達成。勢いそのままに決勝の奈良戦は11-1と快勝し2年ぶり26回目の秋季大会優勝を果たした。

5試合57得点、チーム打率.447の打線は強力で上位から下位まで満遍なく高打率の打者が並ぶ。特筆は1番赤埴、5試合フル出場で20打数12安打で打線を牽引、打率.600の一番打者がいたことで優勢でも劣勢でも打線に流れを生み出した。中軸には吉田、永末、冨田、伊藤といった前チーム経験者で長打力ある打者が並ぶ。下位打線にも、一発があり決勝では2番にも入った石黒、投手ながら打撃が良く広角に打てる下坊、スタメン唯一の1年生で5試合.583を残した髙瀬らが控え切れ目がない。
投手陣は全5試合を5人の投手で戦ったが、エースナンバーを背負った下坊がその中心。3回戦以降の全4試合に先発し3回戦では完封。大会終盤は対応される場面もあったものの16回を3失点20奪三振で投げ切り、野手兼任として降板後も外野の守備に就き持ち前の打棒でもチームを支えた。本職サードの伊藤もリリーフで2試合に登板。力のある球と制球力を武器に準決勝智辯学園戦では6回無失点の好リリーフで大一番の勝利を呼び込んだ。背番号10酒井は走りの良いストレートで奪三振率高く3試合登板で無失点。初戦先発のスリークォーター右腕松村、1年生左腕橋本もそれぞれ無失点の好投。5試合を3失点に抑えた投手陣の活躍は好調の打線と相まって大いに試合の流れを作った。
藤原監督の采配の浸透度合いも印象的で、勝負所での犠打によるチャンス拡大、犠打飛による着実な得点、智辯学園戦でみられたランナー進塁のための右打ち徹底等、戦略的な攻撃が功を奏した。2年ぶりの秋季近畿大会へ、奈良県王者として充実の戦力と状態で臨む。

永末・赤埴のダブル主将で新チーム最初の奈良大会を制覇。5試合で発揮した投打の力で、同じく秋季近畿大会へ名乗りを上げる各府県強豪校たちにも発揮し立ち向かいたい。
2022年夏以来遠ざかる甲子園、来春の選抜出場をなんとしても。10/15に組み合わせ抽選、10/19(土)に開幕を迎える今秋の近畿大会、”気迫”でここからの一戦一戦勝利をつかみ取れ!

ABOUT ME
kosuke@天理野球部応援
新潟出身東京在住。2004年〜天理高校ファン。高校野球は地元新潟県勢と天理高校を応援してます。生きてるうちに天理高校と新潟県勢の全国制覇が見たい!