【紫の王者返り咲く、夏の奈良2連覇達成!】選手権奈良大会決勝・奈良大附戦
第108回全国高校野球選手権奈良大会 決勝・成績

2026/7/27(月)
選手権奈良大会決勝@さとやくスタジアム
天理
200 003 300-8
000 000 000-0
奈良大附
(天)長尾ー小澤
(奈)新城、川端壱ー西田
本;関村③(天)
二;金本3、関村(天)
試合内容
1回表;二死2塁で4番金本右中間タイムリー二塁打、続く二死2塁で5番関村中越えタイムリー二塁打。初回天理が2点先制。2-0
6回表;無死2,3塁で5番関村バックスクリーン左に3点本塁打。5-0
7回表;一死2,3塁で3番永井左中間2点タイムリー。つづく一死2塁で4番金本中越えタイムリー二塁打。8-0
9回裏;先発のエース長尾が最終回もマウンドへ。打者3人を外野フライに打ち取り試合終了。長尾9回5安打完封。天理2年連続31回目優勝!!
“旬風、紫の王者ふたたび”
108回目の夏の奈良大会決勝。天理の2年連続か、奈良大附の8年ぶりか。
初回二死から2点を先制した天理が、中盤に5番関村のタイムリー等で突き放しリードを拡大。勝負強く奈良大附から13安打8得点を奪った。投げては先発のエース長尾が今夏初完投の9回5安打完封。天理長尾・奈良大附新城の両エース先発で始まった決勝は、天理が投打噛み合い奈良大附を圧倒。2年連続31回目の優勝を飾った。
先攻を取った天理が初回から奈良大附新城を攻める。ヒットの一番山中を犠打で進め二死2塁で4番主将金本が右中間へのタイムリー二塁打で先制、続く5番関村も中越え二塁打で続き初回2点を先制。5回終了までゼロが続くも、整備明け6回表に無死から3番永井、4番金本の連打で2,3塁とすると、5番関村がバックスクリーン左に運ぶ3点本塁打。この一発で天理が大きく流れを引き寄せた。続く7回にも3番永井の2点タイムリーと4番金本この日三本目の二塁打となるタイムリーで3点追加。奈良大附のエース新城から計12安打8得点を奪いノックアウト。犠打だけでなくエンドランも駆使して積極的に攻め、クリーンナップだけで8打点を挙げる攻撃で今大会屈指の右腕を攻略した。
決勝のマウンドには初戦の2回戦以来の先発となるエース長尾が登板。初回からギアをかけ3回までは4奪三振の力投、ピンチこそ招くも4回以降は打たせて取る配球に切り替える落ち着きも。強打者1番辻本を申告敬遠しピンチをしのぐ場面も見られた。ストライク先行で余計な走者を出さず奈良大附打線に的を絞らせない。連打を許さず許したヒットは散発5本、110球で奈良大附を完封した。豊富な投手陣を要し、今大会はすべて継投で勝ち上がってきた天理にあって、甲子園のかかる決勝戦を一人で投げ抜いた。大一番で1点も許さない圧巻の投球。”エースたるもの”のごとく背番号1が大一番のマウンドを最後まで守り、仲間との歓喜の輪の中心に立った。
奈良大附は準決勝で温存したエース新城が万全を期して先発。立ち上がりに失点するも中盤立ち直り前半5回は2失点で粘った。しかし直球変化球とも天理打線に対応され苦しいマウンドに。打線も失点直後にチャンスを作ったがあと一本ひと押しができなかった。
今大会智辯学園を下した3回戦は全国的にも話題となったが、初戦の高田商に始まり、準々決勝郡山、準決勝橿原学院と、これまで奈良を牽引してきた学校や力あるチームを倒して決勝まで上り詰めた。天理に勝てば夏に御三家を倒して聖地へというところだったがあと一歩届かなかった。プロ注目で今大会ナンバーワン右腕と呼び声高い新城、そして試合ごとに力強さと勢いを増す打線を擁し、その勝ち上がりに違わない今世代の奈良のトップレベルの実力を発揮しこの大会を彩った。
秋準優勝、春優勝、そしてこの夏優勝。県内での敗戦は昨秋決勝智辯学園戦のみ、15戦14勝。夏の大会連覇は2009-10年以来16年ぶり。
堂々の夏2連覇で2年連続31回目の夏の甲子園出場を決めた天理116代。長尾・橋本ら甲子園経験者を揃え評判高い投手層と、春以降急激に力をつけてきた打線が噛み合い、試合ごとに勢いと強さを増して夏の頂点に立った。
逃した選抜、ライバルの躍進、近畿での大敗、前年甲子園出場校の意地。苦しさ悔しさ全てバネにして成長し返り咲いた奈良王者。優勝、そして夏の甲子園出場本当におめでとう!!
第108回全国高校野球選手権大会は8/1(土)に組み合わせ抽選、8/5(水)から開幕を迎える。昨年先輩たちが届かなかった甲子園1勝、そしてその先へ。一戦必勝まだまだ長い夏に、躍進を願う!