【一気呵成、投打かみ合いあと一つ】選手権奈良大会準決勝・畝傍戦
第108回全国高校野球選手権奈良大会 準決勝・成績
2026/7/25(土)
選手権奈良大会準決勝@さとやくスタジアム
畝傍
000 000 0-0
200 005 X-7
天理
(畝)高岸ー富山
(天)橋本、長尾ー小澤
三;小澤、永井(天)
二;大塚(天)

試合内容
1回裏;二死1,3塁で5番関村右中間2点タイムリー、天理先制。2-0
6回裏;無死1,2塁から犠打失で1点、続く無死1,3塁で8番小澤右中間2点タイムリー三塁打。一死3塁で1番山中左前タイムリー。二死1塁で3番永井右越えタイムリー三塁打。この回一挙5点。7-0
7回裏;6回まで無失点の先発橋本に代わりこの回からエース長尾。打者三人を内野ゴロに打ち取り試合終了。7回コールド。7-0
投手陣の好投に、打線がこの試合も集中力と繋がりで応えた。初回に先制した2点を先発橋本が完ぺきな投球で守り切り、最後は相手ミスにも付け込み連続長短打で突き放し、天理が7回コールドで勝利し決勝進出を決めた。
天理は初回に死球と4番金本の内野安打でチャンスを作ると、5番関村が技ありの右中間。三塁走者に加え一塁走者金本も好走塁で還り幸先よく2点を先制した。その後中盤まで畝傍高岸の好投に阻まれ無失点も、整備明け6回裏に一気に突き放した。安打と失策でいきなり無死1,2塁とすると犠打失、8番小澤、1番山中、3番永井の長短打で一挙5点を奪いコールド点差まで。均衡した試合を相手のミスを逃さずリードを広げるスキのない攻めで試合を決めた。
投げては先発の左腕橋本が好投。ストライク先行でリズムよく投げ続け6回を1安打9奪三振、付け入るスキを与えない完璧な投球で畝傍打線を封じた。先制以降追加点がなかったものの今日の橋本には2点も十分なリードに感じる危なげない内容だった。リードを広げた7回表はエース長尾がリリーフし三者凡退。この試合も継投で勝利を収め、春決勝再戦となった畝傍を返り討ちにした。
畝傍は先制こそ許したものの高岸が粘り強く投げ中盤まで接戦。高岸は初回関村にタイムリーこそ浴びたものの前半5回までは会心の安打は許さず天理打線を4安打に抑えた。この間に何とか点差を縮めたかったが守りのミスが痛く、そこから点差を広げられる形となった。
大会屈指の右腕高岸を擁し今春奈良県準優勝、近年の畝傍では最も戦力があったであろう今世代の夏は準決勝で終えることとなったが見事な快進撃だった。
いよいよ聖地まであと一つ。次戦決勝は奈良大附との対戦が決定。今世代は昨年秋準々決勝の再戦となる。夏は昨年準決勝以来、夏決勝での対戦は2018年以来の対戦となる。大会屈指の右腕でプロ注目の新城を擁し、3回戦では選抜準優勝・智辯学園に勝利。投打とも試合毎に力をつけてきた。
両校ともその実力に加えこの夏は試合毎に仕上がっている印象。本来の持ち味である投手力と堅守を発揮すれば、これまで打線好調で比較的点を取れていた過去4試合とは異なり、決勝は両投手陣の投げ合いに守り合いといったロースコアの展開も予想される。両校がその色を出せる決勝となること、そしてやはり最後は天理の勝利を願う。次戦こそ一戦必勝、次も、次こそ目の前の一勝を全力で獲りに行け!