春季近畿地区高校野球大会奈良県予選 2回戦・成績
2023/4/29(土)
春季奈良大会2回戦@佐藤薬品スタジアム
奈良大附
000 001 100-2
020 021 20X-7
天理
(奈)森口、森、長谷川-前田
(天)中川-赤埴克
本;大谷②(天)
三;岩口(奈)
二;野澤(奈)藤原(天)
試合内容
2回裏;一死1塁で5番大谷が右翼へツーランホームラン、天理が2点先制。2-0
5回裏;二死1、2塁から3番赤埴克の中前タイムリーで1点、さらに二死1、3塁から4番松本右前タイムリーで1点。4-0
6回表;二死1塁から3番岩口のタイムリースリーベースで1点返す。4-1
6回裏;一死満塁で1番下林の投ゴロ併殺崩れの間に1点。5-1
7回表;二死満塁から1番村井の右前タイムリーで1点。5-2
7回裏;二死1、2塁から7番藤原の中越えタイムリーツーベースで2点追加。7−2
9回表;二死からピンチを招くもエース中川が最後の打者を投ゴロに打ち取り試合終了。7-2
昨年の春季大会王者・奈良大附を相手に初戦屈指の好カードとなった今日の試合。天理がホームランでの先制、中軸の連打で中押し、終盤追い上げられるもすぐさま点を取り返してのダメ押しと、終始試合を優位に進めた。投げては今春もエースナンバーを背負う中川が流れを渡さず、再三ランナーを背負いながらも粘り強く2失点完投。昨春のリベンジマッチとなった強豪対決を制し3回戦進出を決めた。
大谷、松本、途中出場の藤原といった2年生がそれぞれ打点を挙げ躍動する一方、中川-赤埴克のバッテリーを始め昨秋からレギュラーを死守した3年生たちの堅実なプレーも相まっての力強い試合運びが印象的だった。
奈良大附は随所に見せる強烈な打球が印象的で、天理中川に8安打を浴びせ幾度となく塁を賑わせるも、要所を締められあと一押しができなかった。
5/3(祝水)に控える次戦3回戦は生駒との対戦に。昨春準々決勝と昨夏決勝、そしてその後のメモリアルゲームも記憶に新しい両校。代が変わったこの春、前チームから受け継ぐ心や想いが早くも”繋がる”形に。勝敗だけでない熱い戦いに期待と注目が集まります。
先代の想いはありつつも昨秋近畿大会で敗れた悔しさを胸に負けられない戦いであることは変わらず。奈良そして近畿の頂点を目指すという下林主将の言葉もある通り、次戦も一戦必勝天理のガッツに期待します!