過去の名勝負

天理高校のファンになった4つの理由・きっかけ

先日のTwitterでのブログ公開告知が、想像以上にいいね・リプライを頂け、そしてフォローくださる方もいらして、反響に喜び驚いてます。

特に嬉しかったのが「天理愛が凄い」といったコメント。僕なんか地元の方や身近な方に比べたら全然知らないことだらけなのに、、、本当に嬉しいです、ありがとうございます。

そんな天理高校への想い、ここでも炸裂してしまうかもしれません笑

 

 

はい、ということで今回は、そもそもなんで僕が天理高校をファンになったのか、について書いてみます。

いつもTwitterで天理の話題やニュースを呟いてばかりいますが、

なぜ天理ファンなの?というところはあまりしっかりまとめて発信することはありませんでした。文字数制限も少ないですしね。。

 

今回自分の中での整理の意味も含めちょっと考えてみました。

大きくは4つです。ここから、以下それぞれについて書いていきたいと思います。

 

1.高校野球のファーストコンタクトは天理の試合〜2004年夏 天理–青森山田〜

2.天才打者・眞井翔太選手の存在

3.自分の生まれた年の夏の甲子園優勝校だったこと

4.ユニフォーム

 

1.高校野球のファーストコンタクトは天理の試合

2004年夏 天理青森山田〜

まず一つ目は、初めて見た高校野球の試合、つまり高校野球(甲子園)ファーストコンタクトが天理高校だったことです。

その試合は、2004年夏の甲子園の開幕戦・天理–青森山田戦。この劇的な試合をリアルタイムで見たことが、大きなきっかけになりました。

 

2004年8月6日に開幕した第86回全国高校野球選手権大会。

東北高校ダルビッシュ投手、横浜高校涌井投手といったその後も活躍した好投手が出場し、甲子園優勝経験校が計11校出場。

駒大苫小牧が北海道勢悲願の甲子園制覇を成し遂げたことでも有名なこの大会の開幕戦が、天理–青森山田。

当時中学2年の野球部員だったこの夏、テレビで見たこの試合が、僕が高校野球に初めて接点を持った瞬間でした。

 

天理も青森山田も、当時はどんな高校かすら知りませんでしたが、甲子園に出てくるという時点でその迫力とオーラは実感。

特に天理の紫のユニフォームは印象的で、

またNHKの実況者が口にする「名門・伝統校」「甲子園でも優勝経験」といったワードから天理高校が強豪校・伝統校であることを知り、そのユニフォームの貫禄はさらに強く印象に残りました。

 

青森山田に左のエース柳田選手(当時2年、元千葉ロッテ)、そして天理には1年生から甲子園を知る好打者眞井選手(当時2年)が在籍。

試合の詳細はまた別の機会にじっくり書きたいと思いますが、青森山田に最大3点差をリードされながら進んだこの試合、中盤で追いつき延長戦突入。

延長以降はどちらに点が入ってもおかしくない展開中、最後には延長12回の末天理がサヨナラ勝ち。

延長でもやや押され気味な中、最後はツーアウトから作ったチャンスをものにし、しぶとく勝利した名門の意地を感じました。

 

当時野球をしていた時期だったことも相まって、この試合をリアルタイムで見たその感動と衝撃は大きかった。。。

素人でもテレビ越しでもわかる甲子園開幕戦の独特な雰囲気、その試合で強豪名門校同士がぶつかり合う様、延長戦の好ゲーム、そしてサヨナラ決着。

試合のインパクトとともに、しぶとくサヨナラで勝ちきった紫の名門の姿はとてもとても強く、心にささりました。

 

その後も2勝を挙げ、この夏天理はベスト8に進出。

気づけばこの夏、あの紫のユニフォームのチームの勝ち上がりを追いかけ、自然と応援していました。僕は「天理」という高校名を覚えました。

2004年8月6日の甲子園開幕戦は、僕にとって高校野球の、甲子園の、そして天理高校のファーストコンタクト。今に至るまで18年、応援するきっかけとなった試合です。

 

2.天才打者・眞井翔太選手の存在

二つ目は、天理ファンなら、また天理ファンでなくても当時の高校野球を知る人ならご存知の方も多いかもしれません。

2005年の天理の3番打者、眞井翔太選手です。この選手に憧れてファンになった!という選手です。

◆眞井翔太選手

橿原コンドル(現橿原ボーイズ)→天理高校

・左投左打、外野手

・甲子園出場4回(2003年夏、2004年夏、2005年春夏)

・天理入学後程なくしてスタメン獲得、当時1年生だった2003年夏の甲子園から天理の3番に座り、計4度出場の甲子園10試合全て3番を打つ。

 

僕が憧れを抱いたのは、当時の僕も同じ(なんていうの恐縮ですが)左打者で、背番号7でレフトを守っていたという共通点があったから、というのもありますが、

一番はその美しい打撃です。これは是非一度見てみて頂きたい。

印象的なヒットは多数ありますが、最も印象的なのは2004年夏、先述の青森山田戦で放った、左中間フェンス直撃の2塁打です。スイング、打球、打球音、全て鮮明に覚えている。

※以下動画の01:55あたりから

 

身長171cmと決して大柄ではないものの、青森山田柳田、柳ヶ浦山口(現巨人)といった剛腕投手を打ち砕く様は圧巻でした。

その憧れの大きやゆえ、最後の夏が終わってからがあまりに寂しく、、、

 

眞井選手の話題についてはほんとまだまだ語れます笑

こちらもまた別の機会にじっくり書きたいと思いますが、

天理のユニフォームを纏った、眞井さんのような選手をまた見たい、そういった思いから高校野球を見続けるようになったというのがもう一つの理由です。

※眞井さんご本人さん、もしもご覧いただくことがあったら、色々勝手に書いてしまってすみません!でも昔も今も応援しています!

 

 

3.自分の生まれた年の夏の甲子園優勝校だったこと

 

上記1、2のきっかけから高校野球にどっぷりハマり、特に高校生になった2006年からいろんな高校野球の本や雑誌を読み漁るようになりました。

その中である驚きの事実を知りました。

2004年のあの試合から応援していた天理高校が、なんと僕の生まれた年の夏の優勝校だったのです。

 

(この”自分の生まれた年の優勝校”っていう概念、なかなかわかってくれる人とそうでもない人と分かれるのですが、、、個人的には唯一無二の存在だと思ってます!)

 

いろんな雑誌を見る中でこの年はこの高校が優勝したんだとか、どの高校が強いんだ強豪なんだとか、色々調べて知っていくわけですが、

その中で、僕の生まれた1990年のしかも夏の甲子園優勝校が、兼ねてから応援していた天理高校だったことを知った時は、正直運命的なものを感じました。

約4000にも及ぶ高校野球部が存在する中、しかも年々で注目選手も変わり勢力図も変わる中、長い歴史の中で多くの優勝校が存在する中でです。

嬉しくなって親父やお袋に言ったりもしたのですが、やっぱり刺さらなかったですが笑

 

1990夏の優勝といえば、ファンならご存知天理高校2度目の全国制覇の夏。

エース南投手を擁し、決勝は沖縄勢初の甲子園優勝を狙う沖縄水産を相手に1−0接戦を物にしての優勝でした。

NHK白球の記憶など、メディアではどちらかというと沖縄水産目線での取り上げられ方が多かったりしますね。

ということで3つ目の理由はそんな(勝手に)運命なエピソードでした。

 

4.ユニフォーム

最後4つ目ですが、もうこれは難しいことはいいません。

 

ユニフォームが、めちゃくちゃかっこいい!!!

 

ユニフォームのかっこいい悪い、好き嫌いは人によって分かれるものなのでいろんな意見あると思いますが、

僕は天理のユニフォームが全野球のユニフォームの中で一番好きです。

 

1でも書いたように、ファーストコンタクトで魅了されたこの鮮やかな紫、他の紫とは違った深みを感じさせ、甲子園のカクテルビームの下では紫にも、時には青にも見えるこの色、あえて”バイオレット”と呼びましょう、そのチームカラーの美しさ。

また英語・アルファベットを一切使わない、ユニフォームやパンツ、ソックスのラインや装飾一切なしのシンプルなデザイン。

そして、計3度の全国制覇を含む春夏甲子園75勝の実績に裏打ちされた伝統の重厚感。それは何度かのユニフォームの変遷を経ても、キーカラーが紺からバイオレットに変わってもなお、ずっと変わらなかったゴシックの胸文字「天理」にも現れています。

甲子園に出場すれば、左肩の梅鉢紋が銀から金に変わりさらに逞しく(1990年頃〜)。

 

独特なインパクトとシンプルさの中に共存する重み深み、

僕のようなただの一ファンでは伝えきれない、たくさんの歴史と魅力の詰まったユニフォーム。

このかっこよさに、出会った瞬間も、そして今も、魅了されていると言うのが最もシンプルな理由かもしれません。

 

 

はい、ということで以上4点、僕が天理を応援する理由・きっかけについて書かせていただきました。

こうして書いていると、応援し始めた当時の記憶や感情が鮮明に思い出されます。

1〜4の話題はそれぞれ、話そうと思ったらいくらでも話せちゃうんではないかっていう話題で、まだまだ触れたいところなんかもあるのでまた別の機会にも書かせてください。

 

あなたが天理ファンになったきっかけは?あなたが天理を応援する理由はなんですか?

なんて話をいろんなファンの方から伺ってみたい。あとは好きな歴代の選手などなど。

 

そういうそれぞれの方の中にある”高校野球”に触れるなかで、いろんな”高校野球”を知り、いろんな人とつながるとまた高校野球は面白くなるのかな、なんて思いますね。

 

やや自己紹介的ではありましたが、僕はこんなわけで天理ファンになりました、という話でした。

次回からはそろそろ僕自身の話は終わりにして、ベタですが印象深い試合、名選手等々、天理野球部についての話をしていければと思います。

 

僕の天理好き談義に最後までお付き合いいただき、また今回も拙い文章を最後までお読みいただきありがとうございました。

それではまた!

ガッツ天理🟣⚾️!!

 

 

P.S. ブロガーさんみたいなかっこいい結びの言葉、考えておきます笑

ABOUT ME
kosuke@天理野球部応援
新潟出身東京在住。2004年〜天理高校ファン。高校野球は地元新潟県勢と天理高校を応援してます。生きてるうちに天理高校と新潟県勢の全国制覇が見たい!