現役世代

【先手必勝!積極果敢に毎回得点】春季奈良大会3回戦・西大和学園戦

春季近畿大会奈良県予選 3回戦・成績

2025/4/27(日)
春季近畿大会3回戦@さとやくスタジアム
天理
134 34-15
000 00-0
西大和学園
※5回コールド
(天)松村、小寺、岡田、橋本ー石井、國廣
(西)大西、金海ー大橋、大西
三;石井(天)
二;冨田、永末(天)

試合内容

1回表;無死1,2塁で3番下坊左前タイムリー。1-0
2回表;一死1,3塁から捕逸で1点、続く一死2塁で1番冨田左翼線タイムリー2塁打。さらに二死3塁で3番下坊左前タイムリー。4-0
3回表;一死1塁で7番石井左中間タイムリー3塁打、さらに捕逸で1点。尚も一死満塁としてから2番永末中前タイムリー、4番赤埴押し出し四球でこの回4点。8-0
4回表;一死2,3塁から9番代打林田の中犠飛で1点、さらに二死満塁で投ゴロ悪送球の間に2点。11-0
5回表;一死2,3塁から遊ゴロ悪送球で1点。さらに一死満塁で1番冨田遊ゴロの間に1点、続く2番永末右中間2点タイムリー2塁打、この回4点。15-0
5回裏;この回から登板の4人目橋本が無失点で抑え試合終了、5回コールド。15-0

天理が初回から5回まで毎回安打毎回得点、12安打15得点。投げても左右4投手の継投で西大和学園を1安打完封。5回コールドで勝利し準々決勝進出を決めた。
初回に3番下坊のタイムリーで打者3人で先制点を奪うと、2回以降3点・4点・3点・4点。冨田の左翼線タイムリー2塁打や石井の左中間3塁打、締めは主将2番永末の右中間タイムリー2塁打と、相手投手から計10四死球を奪う中要所で長打も出て複数得点を重ねた。犠打飛がこの試合は2つ、二試合続けて先攻を取り、初戦同様盗塁を絡め打って攻める積極的な攻撃が光った。
投げては二試合連続で先発のエース松村が2回無安打で抑えると2回以降小寺、岡田、橋本と1イニングずつの継投で相手打線の目先を変え許した走者は5回でわずか3人。選抜の怪我から見事に復帰した正捕手石井が二つの盗塁殺を決めるなど相手に攻撃の展開を許さず、初戦に続く零封勝利となった。

西大和学園は初回・4回と先頭の1番野口を出塁させるもともに盗塁失敗で攻撃の展開を止められ、1安打に抑えられ初戦の香芝戦のような粘りの攻撃とはならなかった。県下屈指の進学校である西大和学園は3年生はこの春季大会で引退。夏からは新チームとなるが近年は1,2年生のみの戦力での躍進も目立ち、今夏もその戦いが注目される。

15得点の打線もさることながら、選抜までを牽引した下坊・伊藤以外の投手でこの春2勝。エースとして二試合先発の松村をはじめ、計6投手がマウンドを経験。今日4人目の橋本以外の4人はこの春が公式戦初マウンドとなった。数多くの投手が経験を積み中でも松村が今大会中心的に勝ち上がり、名実ともにエースを勝ち取るようなら面白い。この中から柱となる投手が出てくるか。今春は投手の新戦力台頭が目立ち、次戦以降の投手起用も注目される。
次戦準々決勝は橿原との対戦が決定、昨年春季大会決勝の再戦となる。今大会1回戦から登場の橿原は3回戦コールド、2回戦は延長戦を8−7と競り勝ち、昨春に引けを取らない得点力を誇る。夏のシード権のかかる準々決勝、一試合一試合を着実に勝ち上がりたい。

 

ABOUT ME
kosuke@天理野球部応援
新潟出身東京在住。2004年〜天理高校ファン。高校野球は地元新潟県勢と天理高校を応援してます。生きてるうちに天理高校と新潟県勢の全国制覇が見たい!