第108回全国高校野球選手権大会 準々決勝・成績


2025/8/18(火)
選手権大会準々決勝@阪神甲子園球場
天理
010 100 032-7
000 000 000-0
三重
(天)橋本ー小澤
(三)上田、船橋、吉井、前川ー大西
本;金本①(天)
三;金本(天)
二;秋山(三)

試合内容

2回表;先頭の4番金本が左越えに先制ソロ本塁打。金本今大会第二号。1-0
4回表;二死2塁で8番小澤右前タイムリー
8回表;一死1,2塁で7番大塚右前タイムリー、右翼手後逸の間に1塁走者も生還。さらに一死3塁で8番小澤左前タイムリー。5-0
9回表;一死2塁で4番金本中越えタイムリー三塁打。さらに二死3塁から暴投で1点追加。7-0
9回表;先発橋本が二塁打を浴びるも最後の打者を一邪飛に打ち取り試合終了。橋本9回154球完封。7-0

”左のエース・橋本粘りの完封劇。投打噛み合い巻き起こす旬の風”
2回の金本の先制弾に始まり序盤を優位に進めた天理、橋本の粘りの投球と終盤の集中得点で試合を決め、終わってみれば投打噛み合い快勝。7-0で勝利し2017年以来夏は9年ぶりの準決勝進出を決めた。

波に乗る打線が一巡目から捉え始める。天理は2回に先頭金本が左越えにソロホームラン、頼れる主将・4番の今大会第二号でこの試合は打者一巡目で先制。4回には二死から8番小澤のタイムリーで2点目を奪いダメ押し。橋本の粘投と三重投手陣の粘りで接戦の様相も、8回7番大塚・8番小澤のタイムリー等で一挙3点奪って突き放し勝負あり。9回にもダメ押しの2点を奪い3試合連続二桁安打の13安打7得点で三重投手陣を攻略した。
投げては過去二試合連続完投のエース長尾に代わって背番号10・左腕橋本が今大会初先発。ピンチを招きながらも粘りの投球、2塁に走者を背負うこと5度、5回までで7安打を浴びながらも持ち味の緩急硬軟付けた投球で三重打線にあと一本を許さない。その間味方もリードを広げ、崩れることなく9回9安打完封。長尾とともに昨夏もこの甲子園を経験したこのチームの左のエース。大一番夏の甲子園準々決勝で今大会初のマウンドに上がり、154球完封の熱投劇でチームを9年ぶりの準決勝に導いた。

三重は橋本からコンパクトな打撃で単打を連発、序盤から連打もあり何度もチャンスを作ったがあと一本が出ず。5回時点では天理を上回る安打数を放ち、最終的に9安打を放つが最後まで決定打を欠き攻めきれなかった。この試合もこれまで通り継投で臨んだが、先制されリードを奪われる展開でその継投もやや後手になったか、流れを食い止める継投とはならず。
秋の東海王者として臨んだ選抜では大阪桐蔭をあと一歩まで追い詰め、今夏は松商学園・履正社を撃破。ベスト8進出校の中で最高打率を誇り、上位下位問わず鋭い打球を連発する打線、持ち味多彩の厚い投手陣。決して7点差が示すほどの力の差はなかったと見えた。選抜16強・夏8強。3回戦で負傷した屈指の1番水野や2番前野ら今年春夏の甲子園を経験した2年生も多く残り、来年もこの聖地を賑わせるであろうチームの一つに間違いない。

3回戦で序盤のチャンスをものにできなかった経験か、この試合は積極攻勢で序盤から試合を優位に進め最後はダメ押しの集中得点。投げては連投のエースから変えた投手の的中。守り勝つ野球の中心である投手については、試合を作れるエース級を3人は揃えるという藤原監督の言葉通り、バトンを受け継いだ橋本が大活躍。投打に形ができて噛み合い自分たちの流れで成長し勢いに乗り勝ち上がるさまはまさしく風、”旬の風”。流れ、勢いこのままに次戦へそしてその先へ、まだまだこの風を吹かせ駆け上がりたい。
次戦準決勝は8/20(木)の第二試合、健大高崎との対戦が決定。健大高崎といえば選抜だけで三度の対戦があり1勝2敗。直近2021年選抜は4-0と快勝するも、敗戦の二試合はどちらも持ち味「機動力野球」を世間に知らしめる形での敗戦となった、ある意味「因縁の相手」。夏の甲子園では初の対戦、夏は初のベスト4と波に乗る強豪に、夏は土をつけたいところ。あと二つといよいよ頂点が見えてくる準決勝だが、これまでの形これまでの戦いを貫き、次戦も一戦必勝で臨む。

ABOUT ME
kosuke@天理野球部応援
新潟出身東京在住。2004年〜天理高校ファン。高校野球は地元新潟県勢と天理高校を応援してます。生きてるうちに天理高校と新潟県勢の全国制覇が見たい!